こだわりの栽培方法
農薬や化学肥料を使わないことはもちろん肥料も使わず、出来るだけ化石燃料等に頼らない昔ながらのやり方を取り入れていきたいとは思っています。現状では妥協しているところも多々ありますが… トラクター、トラック、コンバイン等の燃料にはバイオディーゼル(廃食油等をリサイクルしたもの)を取り入れています。
環境を守る農業宣言
島根県エコファーマー認定証
島根県エコロジー農産物 農薬・化学肥料不使用の認証取得
4月中旬 《塩水選》
比重1.13の塩水にて選別 健康な種籾を使用しました。
4月中旬《温湯消毒》
薬剤を使用せず60度の湯で10分間殺菌し、病気を予防します。温湯消毒後は浴槽に一晩入れ芽出しをして、芽が少しでた状態のまま冷蔵庫にて種まきまで保存します。こうして寒さにあてることで丈夫な苗ができるといわれています。
5月上旬 《種まき》
自然に発芽する時期まで待って種まきをします。慣行栽培より1か月ほど遅らせて育苗することにより丈夫でしっかりとした苗となります。種籾の量は苗箱につき100gの薄播きにしてしっかりとした苗ができるようにします。
5月上旬から6月中旬 《代かき》 《肥料について》
5月から6月にかけて2回代かきをします。2回の間隔をできるだけ空けることにより雑草の芽をだし、すき込むことができ除草の手間が省けます。肥料は前年のワラ及び籾殻などその田んぼでとれたもののみを還元しています。
6月上旬〜下旬 《田植え》
後部に田植えと同時に除草をしてくれるロータリーがついた田植え機での作業となります
6月中旬〜7月下旬 《機械除草》
エンジン付きの田車にて2~3回除草
7月上旬〜 《手取り除草》
機械で取りきれなかった分やヒエなどを手取り除草
10月上旬〜 《稲刈り・乾燥》
充分に籾が熟した後、品種別にコンバインにて刈り取ります。
機械乾燥設備 出来るだけ低温で乾燥させ籾の発芽能力が落ちないように心掛けております。
おおよそ水分15~16%程度に調整。
10月中旬〜 《調整作業》
順次籾摺り・石抜き・色彩選別の作業を行います。
選別機が小型で処理能力が低いため、年内いっぱい位まで時間がかかります。
11月上旬〜 《新米出荷》
準備が整いしだい新米の出荷を始めます。天候等によって多少前後致します。